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モジュール・自作FTIR、FT−NIR 
フーリエシリーズ401X
システム組み込み式

USER MADE

(電源・データI/O組み込みタイプ)

赤外線照射部と検出部の間ー何mでも伸ばせます。



仕様
波長領域(中赤外) 7000 to 400 cm-1
波長領域(近赤外) 15000 to 3850 cm-1
分解能(A) 0.25 cm-1
分解能(B) 1cm-1 (4 cm-1 - NIR)
干渉計 自動調整
光束 38 mm
アパーチャー比 f 3.2
ビームスプリッター(中赤外・標準) マルチコートKBr
ビームスプリッター(中赤外・オプション) ZnSe, CaF2, CsI
ビームスプリッター(近赤外・標準) 溶融石英
参照光 HeNeレーザー
デシケーター 内蔵
中赤外光源 高光輝水冷光源
近赤外光源 水晶ーハロゲン光源
インターフェース Arcnet
電源 12VDC
サイズ W39xD25xH16cm
重さ 7kg + Body
最適温度 15 - 28 oC
最適湿度 < 65%

特徴&違い

この401Xは、400Xに電源およびデータI/Oボードが付加されています。そのために、従来のさまざまな分析は、サンプル装置を既存のFTIRの光学系にあわせる必要がありましたが、この400Xは、逆にサンプルに対してアクチブに,自由に光学設計ができるようになっています。オプションの検出器や、ユーザー持参の検出器まで、距離があっても、自由にシステムアップが可能になりました。また密封性がよく、内蔵デシケータにより水蒸気を減らす工夫がなされ、よりよいデータを得るようにしています。 干渉計には、制御用のガスサプライは不必要であり、メンテに関しても光源、He−Neレーザーはモジュールのフロントサイドにセットされており、いつでも交換しやすいように設計されています。干渉計のスキャンニングも、黄色のLEDにより、確認できるようになっています。

一般

フーリエシリーズ401Xはコンパクトな設計で高機能・安価なフーリエ変換赤外分光装置です。 401Xの本体内部の干渉計部は250x250x140mmのサイズで、密封および内部デシケータにより水蒸気の影響を少なくし、よりよりデータを保障しています。また防水性の光学結晶ZnSeを使用することで屋外などのハードな環境下でも使用できるようになっています。 分解能は 2 cm-1 から 32 cm-1 (オプション 0.5 と 1 cm-1). 波長慮域は7000 to 400cm-1 (IR・中赤外) 、15000 to 3850 cm-1 (NIR・近赤外)をカバーしています。

波長領域

ビームスプリッター・検出器の光学結晶を交換することで15000 から 400 cm-1までの波長領域での測定が可能です。


ビームスプリッター 波長領域
KBr 7,000 to 400 cm-1
ZnSe 5,000 to 500 cm-1
CaF2 10,000 to 1,000 cm-1
Quartz 15,000 to 3,000 cm-1

検出器(オプション)

標準の検出器は、高感度のDLATGS焦電型赤外検出器を使用し、さまざまなアプリケーションに対応し、全体の波長領域をカバーしています。また、より高感度な測定の場合は、クライオ検出型のMCT赤外検出器を使用します、ただし波長制限があるので御注意ください。


DLATGS(Deuterated L-Alanine Triglycine Sulphate:重水素焦電素子の略です )         

MCT(Hg Cd Te:半導体検出素子の略です)         

近赤外域での測定の場合は、フォトダイオード(Si,GaAs)、2種類の近赤外検出器を使用します。

ソフトウエアー(オプション)

ウインドウズソフトウエアーは、FTIRといっしょにCDにて納品します。ソフトウエアーは、スペクトルデータスキャン、干渉計制御、データ出力など基本的な分析に必要なOSを含んでおり、干渉波形・スペクトル制御、スムージング、ベースライン補正、差スペクトル、ATR補正など多くのアプリも内蔵されています。また、データ入出力に関しては、ASCII,JCAMP変換が可能でALL IN ONEソフトにより、Galactic,Camspec,ACD,Spectacle,Labpower,Panorama,Labpower,Project-files,Molfile,Thermo-Nicolet-Omnic,Horiba,Perkin Elmer,Shimadzu,Jasco,Jeolなど他社FTIRのデータも変換ソフトにより、ライブラリー検索が可能になりました。弊社ソフトは、32bitプロテクトモードで製作されておりマルチ機能アプリにより個別にユーザ希望の新規のOSー同定、Kubelka-Munk,Kramers-Kronig,Transform,Chemometrics,Interactive Editingなど次から次へと追加納入しています。         



JCAMP(スペクトルデータの国際標準)          

ATR補正(光学結晶での多重反射測定時のソフト)          

Kubelka-Munk(粉体反射測定時の補正ソフト)

Kramers-Kronig(高反射測定時の補正ソフト)



              OSへリンクします。



コンピュータシステム

特別なコンピューターは必要ではなく、また 新規に購入しなくても御手持ちの98やXPのパソコンがあれば十分で、下記の最低限のSPECがあれば問題ありません。もちろん、新規に御希望のPC,プリンターがあれば御用命くださればアクセサリーと同じく一緒に納入いたします。



Processor Pentium 500 MHz
Memory 32 Mbytes RAM
Hard Disc 6.4 Gbytes
CD ROM Yes


ユーザー独自のソフト設計の場合、モジュール通信などの特別な場合は、御用命ください。

密封式干渉計&デシケーター

フーリエ401Xは、密封式デシケーター内蔵装置を採用しており、水蒸気の影響を軽減し、より精度の高いシグナルを得るように設計されています。特に400XZは、熱帯地方、高温多湿の屋外でも長時間使用可能なうにZnSeの光学結晶を採用し水蒸気からの劣化を防いでいます。近赤外バージョンの400XNは溶融石英を採用し水蒸気劣化に強い光学設計になっています。、

ほかのFTIR モデルへリンク

Fourier 200-X - マルチコートKBr光学結晶使用ベンチタイプFTIR
Fourier 200-XZ - 防水性ZnSe光学結晶使用ベンチタイプFTIR
Fourier 200-XN - 溶融石英使用ベンチタイプFT−NIR

Fourier 300-X - マルチコートKBr光学結晶使用ポータブルFTIR(ATR内蔵)
Fourier 300-XZ - 防水性ZnSe光学結晶使用ポータブルFTIR(ATR内蔵)
Fourier 300-XN -溶融石英使用ポータブルFT−NIR(ATR内蔵)

Fourier 301-X - マルチコートKBr光学結晶使用オープンビームFTIR
Fourier 301-XZ - 防水性ZnSe光学結晶使用オープンビームFTIR
Fourier 301-XN - 溶融石英使用オープンビームFT−NIR

Fourier 400-X - マルチコートKBr光学結晶使用ライトモジュール自作FTIR
Fourier 400-XZ - 防水性ZnSe光学結晶使用ライトモジュール自作FTIR
Fourier 400-XN - 溶融石英使用ライトモジュール自作FT−NIR

Fourier 401-X - マルチコートKBr光学結晶使用自作モジュールFTIR
Fourier 401-XZ - 防水性ZnSe光学結晶使用モジュール自作FTIR
Fourier 401-XN - 溶融石英使用モジュール自作FT−NIR

Fourier 301ATR - デジタルクランプ付高圧ATR         

Fourier HAND-X - 現在開発中

理論・技術資料

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